ANOTHER ARCADIA

エイジア(John Payne's ASIA)の非公認ファンサイト

みんなはエイジアの良さを知らなすぎるっ!

製作者:えんじぇる。

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2023/08/27更新

交流&連絡用掲示板

ジョン・ペインズ・エイジア(ASIA featuring John Payne)とは

1990年代から活躍したエイジアがボーカルをジョン・ウェットンからジョン・ペインに変更されたバンド。 主にダウンズを中心とするプロジェクト・バンドのイメージが強い。
注1:ここではジョン・ペインズ・エイジア・メンバーでのバンドを説明します。
注2:アイテム紹介画像はアマゾンでの紹介リンクになっています。

主なメンバー

メイン・ボーカル、ベース Main Vocal&Base
キーボード、コーラス Keybord&Chorus 公式サイト
ex.Buggles

ゲスト&サポートメンバー

ギター Guitar 公式サイト
「アクア/AQUA」 「オーラ/AURA」
ドラム&パーカッション Drum&Percussion 公式サイト
「アクア/AQUA」
ギター Guitar
「アクア/AQUA」 「天空のアリア/ARIA」
ドラムス Drums 
「天空のアリア/ARIA」「アリーナ/ARENA」「オーラ/AURA」
ギター Guitar
「アリーナ/ARENA」 「オーラ/AURA」
ギター Guitar
「アリーナ/ARENA」
ギター Guitar 公式サイト
「アリーナ/ARENA」#1のみ
パーカッション Percussion
「アリーナ/ARENA」
ギター Guitar
「オーラ/AURA」
ギター Guitar
「オーラ/AURA」
ギター Guitar
「オーラ/AURA」「サイレント・ネイション/Silent Nation」
ベース Bass 公式サイト
「オーラ/AURA」
ドラムス Drums 
「オーラ/AURA」
ドラムス Drums 公式サイト
「オーラ/AURA」
ドラムス Drums
「オーラ/AURA」 「サイレント・ネイション/Silent Nation」
ベース Base 公式サイト
「サイレント・ネイション/Silent Nation」
ギター Guitar
「サイレント・ネイション/Silent Nation」
ベース&ギター Base&Guitar 公式サイト
「サイレント・ネイション/Silent Nation」
ドラム Drums
「サイレント・ネイション/Silent Nation」

二人からの再出発

そのアルバムが発売されたのは1992年。稀代のスーパー・バンドのASIAが空中分解し、以降、 主にジェフリー・ダウンズのプロジェクト・バンドとして再活動を始めた。 それに伴い、ソング・ライティングも主にダウンズとペインの二人で行われた。

1st アルバム「アクア/AQUA」

(1992)

  1. Aqua PartⅠ
  2. Who Will Stop The Rain?
  3. Back In Town
  4. Love Under Fire
  5. Someday
  6. Little Rich Boy
  7. The Voice Of Reason
  8. Lay Down Your Arms
  9. Crime Of The Heart
  10. A Far Cry
  11. Don't Call Me
  12. Heaven On Earth
  13. Aqua PartⅡ

これも普通にジャケ買いしちゃいそうなイラストだが、ロジャー・ディーンではない。2曲目と8曲目が良かった。 タイトルはエイジアの伝統を守るAからAに終わる。このアルバムではまだオリジナル・メンバーのハウとパーマーが参加しているが、 やはりダウンズ主導のプロジェクト・バンド感がある。プログレッシヴ感はあまりなく、普通の重めのロック・バンドぽいが、ヴォーカルだけが重厚な感じ。 その後のライヴでも2曲目がよく歌われた。

「AQUA」からのベスト・カット「Who Will Stop The Rain?」

2nd アルバム「天空のアリア/ARIA」

(1994)

  1. Anytime
  2. Are You Big Enough
  3. Desire
  4. Summer
  5. Sad Situation
  6. Don't Cut the Wire (Brother)
  7. Feels Like Love
  8. Remembrance Day
  9. Enough's Enough
  10. Military Man
  11. Aria

えんじぇる。的には8曲目と10曲目が良かった。今回はタイトルと内容はあまり関係がなかった気がする。 10曲目以外は相変わらず、ヴォーカルだけ重厚感が響く。その後、ライヴでは10曲目がセット・リストによく載った。

「ARIA」からのベスト・カット「Military Man」

3rd アルバム「アリーナ/ARENA」

(1996)

  1. Into the Arena
  2. Arena
  3. Heaven
  4. Two Sides of the Moon
  5. The Day Before the War
  6. Never
  7. Falling
  8. Words
  9. U Bring Me Down
  10. Tell Me Why
  11. Turn It Around
  12. Bella Nova

このアルバムは結構プログレ寄りだった気がする。既にえんじぇる。の手元にもない。 1曲目のインストには日本から布袋寅泰が参加している。

「ARENA」からのベスト・カット「Two Sides of the Moon」

前期3作から作られたベスト盤「グレイテスト・ヒッツ」

(2000)

  1. Only Time Will Tell
  2. Don't Cry
  3. The Heat Goes On
  4. Go
  5. Heat Of The Moment
  6. Who Will Stop The Rain?
  7. Someday
  8. Anytime
  9. Military Man
  10. Two Sides Of The Moon
  11. Arena
  12. The Hunter
  13. Different Worlds
  14. Heart Of Gold
  15. Obsession

このCDの帯には「ラスト・アルバム「アリーナ」」と書いてあるように、 こちらのエイジアはこの時点(2000)で、前期3作で終わると思われたようだ。 しかも、収録曲の頭5曲(オリジナル・エイジアの曲)はこのCDのために再録されている。 と言うことは、バンド側も、もしかすると前期3作で終わることで納得していたのかもしれない。

4th アルバム「オーラ/AURA」

(2001)

  1. Awake
  2. Wherever You Are
  3. Ready To Go Home
  4. The Last Time
  5. Forgive Me
  6. Kings Of The Day
  7. On The Coldst Day In The Hell
  8. Free
  9. You're The Stranger
  10. The Longest Night
  11. Aura

前ベスト盤からわずか翌年に発表された、オリジナル・アルバム4作目。 もはやメンバー編成がわけわかんなくなっている。曲調が同じで統一感はあるが、その分退屈かも知れない。 相変わらず、ペインの「重い」ボーカルを、ダウンズがなんとかポップ側に引っ張っている感じがする。 結果、なんか普通(?)のロックバンドの曲っぽい。もはやエイジアの面影が無い。

「AURA」からのベスト・カット「Forgive Me」

ラスト・アルバム「サイレント・ネイション/Silent Nation」

(2004)

  1. What About Love
  2. Long Way From Home
  3. Midnight
  4. Blue Moon Monday
  5. Silent Nation
  6. Ghost In The Mirror
  7. Gone Too Far
  8. I Will Be There For You
  9. Darkness Days
  10. The Prophet
  11. Rise(ボーナストラック)

結果的に、ジョン・ペインズ・エイジアの最後のオリジナル・アルバムになった。 ここでAから始まりAに終わるエイジアのタイトルの伝統も終わった。 このアルバムも、むしろスタイリッシュではあるが、良くも悪くも統一感があり、粒だった曲が無い。 「エイジアらしさ」を見いだせない。

「Silent Nation」からのベスト・カット「Long Way From Home」

トリビュート・アルバム「リコレクションズ/Recollections」

(2014)

  1. Sirius/Eye in the Sky (Alan Parsons Project)
  2. Court of the Crimson King (King Crimson)
  3. Highways of the Sun (Camel)
  4. I Know You're Out There Somewhere (Moody Blues)
  5. It Can Happen (Yes)
  6. Land of Confusion (Genesis)
  7. Locomotive Breath (Jethro Tull)
  8. Rock and Roll Star (Barclay James Harvest)
  9. Nothing to Lose (Uk)
  10. Lucky Man (Emerson Lake and Palmer)
ブルース・ブイエ Bruce Bouillett Guitar
エリク・ノーランダー Erik Norlander Piano&Keybord
ex.Lana Lane 公式サイト
ジェイ・シェレン Jay Schellen Drums ex.GPS、YES

正式タイトルは「Recollections: A Tribute To British Prog by Asia Featuring John Payne」。 内容はジョン・ペインズ・エイジアのイギリス・プログレへのトリビュートアルバム。 やはりもうオリジナル・アルバムは出せなかったようだ。 えんじぇる。としては大好きなムーディーブルースの曲が収録されているが、まるでデスボイスのような声で歌われていて、少し残念だった。 どうせなら「Your Wildest Dreams」を歌って欲しかった。

「Recollections」からのえんじぇる。のベスト・カット
「I Know You're Out There Somewhere」

ライヴDVDは発売されていない?

えんじぇる。の知る限り、こちらのエイジアの公式なライヴDVDは発売されていない。 なぜだろうか。

公式ブートレグ集

基本的にブートレグって公式ではないものを言うのだろうけど、エイジアにはなぜか「公式」ブートレグが山ほどある。 それはヴォーカルがジョン・ペインになっても、数限りなく発売されていた。

オリジナル・エイジア再結成による終り

一応、オリジナル・エイジア再結成により、オリジナル側から「ASIA featuring John Payne」としての活動は許可されたようだが、「サイレント・ネイション」以降、 こちらのエイジアは目立った活動はしなかった(できなかった?)模様。 そして、ジョン・ペインは、ガスリー・ゴーヴァン、ジェイ・シェレンと共にGPSを結成した。

ただ、もしも?(まとめ)

もし、こちらのエイジアの曲をオリジナル・エイジアが演奏したら、えんじぇる。は納得できるのだろうか? その答えはもう永遠に謎のままだ。