ARCADIA

伝説のプログレバンド:エイジア(ASIA)の非公認ファンサイト

みんなはエイジアの良さを知らなすぎるっ!

製作者:えんじぇる。

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2023/09/02更新

交流&連絡用掲示板

エイジア(ASIA)とは

主に1980年代から活躍した、元々有名なメンバーが結集したバンドで、えんじぇる。が生涯かけて好きなバンド。
注1:ここではオリジナルメンバーでのバンドを説明します。
注2:アイテム紹介画像はアマゾンでの紹介リンクになっています。

オリジナルメンバー

メイン・ボーカル、ベース Main Vocal&Base 公式サイト
ex.Roxy Music、Family、Uriah Heap、UK、Wishborn Ash 
キーボード、コーラス Keybord&Chorus 公式サイト
ex.Buggles、YES
ギター Guitar 公式サイト
ドラムス Drums&Percussion  公式サイト

ゲスト&サポートメンバー

メイン・ボーカル、ベース Main Vocal&Base
日本武道館公演(1983年)のみ参加 公式サイト
ギター Guitar 「ASTRA」に参加
ギター Guitar 「Then&Now」に参加 公式サイト
ギター Guitar 「Then&Now」に参加
ギター Guitar 「Then&Now」に参加 公式サイト
キーボード Keybord 「Then&Now」に参加
ドラムス Drums 「Then&Now」に参加
ギター Guitar 「Live In Moscow」に参加
ギター Guitar 「GRAVITAS」に参加

鮮烈なデビュー

そのデビューシングルが発売されたのは1982年。各々が既にプログレ畑を歩んできた4人が結集。曲のタイトルは「ヒート・オブ・ザ・モーメント/Heat of The Moment」。 曲調は8分の6拍子から4分の4拍子に変わる変拍子曲。あくまでもプログレらしさを残しながら、プログレファンのみならず、多くの音楽ファンの心にアプローチした。

デビューアルバム「詠時感/ASIA」

(1982)

  1. Heat Of The Moment
  2. Only Time Will Tell
  3. Soul Survivor
  4. One Step Closer
  5. Time Again
  6. Wildest Dreams
  7. Without You
  8. Cutting It Fine
  9. Here Comes The Feeling

Disc 1(CD)

  1. Heat Of The Moment
  2. Only Time Will Tell
  3. Soul Survivor
  4. One Step Closer
  5. Time Again
  6. Wildest Dreams
  7. Without You
  8. Cutting It Fine
  9. Here Comes The Feeling
  10. Ride Easy

Disc 2(LP)

  1. Heat Of The Moment
  2. Only Time Will Tell
  3. Soul Survivor
  4. One Step Closer
  5. Time Again
  6. Wildest Dreams
  7. Without You
  8. Cutting It Fine
  9. Here Comes The Feeling
  10. Ride Easy

Disc 3(DVD)

  1. Heat Of The Moment
  2. Only Time Will Tell
  3. Soul Survivor
  4. One Step Closer
  5. Time Again

普通にジャケ買いしちゃいそうなイラストは、 それまでYESのアルバム・ジャケットを描いていたロジャー・ディーンのもの。 それは西洋風のトカゲ型龍ではなく、東洋風の蛇型龍(ドラゴン)だった。 エイジアと名乗るだけあって採用されたんだろうと想像できた。 中身はいわゆる「捨て曲」はなく、どの曲もオリジナルな魅力が満載だった。 デヴュー曲の#1、ヨーロッパの「ファイナル・カウント・ダウン」と比較される#2、初期のソング・ライティング・コンビのウェットン/ハウの曲#4、#7、#9。 右の写真は2012年発売の「詠時感/ASIA」30周年記念BOXで、CD+LP+DVD+Tシャツが入っているが、現在は非常に入手困難。 特典DVDには日本版限定のボーナス映像が収録されている。

「ASIA」からのえんじぇる。のベスト・カット「Only Time Will Tell」

2nd アルバム「アルファ/ALPHA」

(1983)

  1. Don't Cry
  2. The Smile Has Left Your Eyes
  3. Never In A Million Years
  4. My Own Time(I'll Do What I Want)
  5. The Heat Goes On
  6. Eye To Eye
  7. The Last To Know
  8. True Colors
  9. Midnight Sun
  10. Open Your Eyes

実はえんじぇる。がエイジアを知ったのはこのアルバムのファーストカット曲「Don't Cry」からでした。 いきなり荘厳なイメージのギターイントロから始まり、そのまま自然にジョン・ウェットンのボーカルが入る。 これ以降、エイジアのアルバムはAから始まりAに終わるのかとファンは、どんなタイトルになるのか期待したものだ。 アルバム完成直前にわずか5分で作られたという#1、「ホルスの目」を想起させる#2、#6、#10、 えんじぇる。の好きな隠れた名曲#3、抒情的に歌い上げられる#4、その後、パーマーのソロによく使われた#5、と捨て曲はない。

「ALPHA」からのベスト・カット「ドント・クライ/Don't Cry」

「ALPHA」からのえんじぇる。のベスト・カット
「Never In A Million Years」

ウェットン不在の日本武道館公演

(1983)

Disc 1(CD)

  1. Time Again
  2. The Heat Goes On
  3. Here Comes The Feeling
  4. Eye To Eye
  5. Steve Howe's Solo
  6. Only Time Will Tell
  7. Geoffrey Downes's Solo
  8. The Smile Has Left Your Eyes
  9. Wildest Dreams
  10. Carl Palmer's Solo
  11. Heat Of The Moment
  12. Soul Survivor
  13. Cutting It Fine
  14. The Heat Goes On
  15. Here Comes The Feeling
  16. Eye To Eye
  17. Steve Howe's Solo
  18. Only Time Will Tell
  19. Open Your Eyes
  20. Geoffrey Downes's Solo
  21. The Smile Has Left Your Eyes
  22. Wildest Dreams
  23. Carl Palmer's Solo
  24. Heat Of The Moment
  25. Soul Survivor

Disc 2(CD)

  1. Time Again
  2. The Heat Goes On
  3. Here Comes The Feeling
  4. Eye To Eye
  5. Steve Howe's Solo
  6. Only Time Will Tell
  7. Geoffrey Downes's Solo
  8. The Smile Has Left Your Eyes
  9. Wildest Dreams
  10. Carl Palmer's Solo
  11. Heat Of The Moment
  12. Soul Survivor
  13. Day Light

Disc 3(DVD)

  1. Time Again
  2. The Heat Goes On
  3. Here Comes The Feeling
  4. Eye To Eye
  5. Steve Howe's Solo
  6. Only Time Will Tell
  7. Open Your Eyes
  8. Geoffrey Downes's Solo
  9. The Smile Has Left Your Eyes
  10. Wildest Dreams
  11. Carl Palmer's Solo
  12. Heat Of The Moment
  13. Soul Survivor
  14. Cutting It Fine
  15. The Heat Goes On
  16. Here Comes The Feeling
  17. Day Light

もちろん、当時、エイジアが日本にやってくるんだとワクワクしたものだが、まさかの直前にジョン・ウェットンからグレック・レイクへのボーカル変更。 「ALPHA」発売が1983年7月、日本武道館公演同年10月。 どう考えても、急ごしらえのバンド。一体、何があったのか。 しかし、やはりえんじぇる。にとっては、エイジアは「ウェットンありき」だったので、未だにこの公演に興味ががわかないままでいる。すいません。

3rd アルバム「アストラ/ASTRA」

(1985)

  1. Go
  2. Voice Of America
  3. Hard On Me
  4. Wishing
  5. Rock and Roll Dream
  6. CountDown To Zero
  7. Too Late
  8. Suspicion
  9. After The War

武道館公演後、ウェットンのバンド復帰に押し出されるように、スティーヴ・ハウが抜けた状態で作られたアルバム。 ハウに交代してギターを担当したのはマンディー・メイヤー。 交代はとても残念だったが、そのせいか、アルバムの売り上げは全二作にまるで及ばず、えんじぇる。も「曲は良いのに何故なんだ」と思ってしまった。 1曲目の「Go」からどれも粒よりの曲が続く。#2、#5、#9でのびやかなウェットンのボーカルが歌い上げられる。 その他も、プログレファンの心の琴線に触れる曲ばかり。シングルカットされても良かった#3、#4、#7。 しかし、そこが問題だったのかも知れない。 コアなプログレファンからはロックファンに媚びてると思われ、普通(?)のロックファンからはメンバーからして、 そもそも「誰それ」状態なメンバー編成だったのか。曲自体もキャッチーなメロディもプログレ風味のメロディアスロック。 もちろん、えんじぇる。はそのプログレ風味のロックが一番わかりやすく、心に染みるものだったのだ。 このアルバムも「捨て曲」はないのに、売り上げが上がらなかった理由が未だにわからない。

「ASTRA」からのベスト・カット「ゴー/Go」

「ASTRA」からのえんじぇる。のベスト・カット「Hard On Me」

「ASTRA」からのえんじぇる。のベスト・カット「Too Late」

幻のアルバム・タイトル「ARCADIA」

確か「ASTRA」だったと思うが、当初、アルバム・タイトルは「アーケイディア/ARCADIA」だったものの、 ちょうどその頃、デュラン・デュランのメンバーによるプロジェクト・バンド「ARCADIA」がデビューしたために「ASTRA」になった。

4th アルバム「ゼン&ナウ/Then&Now」

(1990)

  1. Only Time Will Tell
  2. Heat Of The Moment
  3. Wildest Dreams
  4. Don't Cry
  5. The Smile Has Left Your Eyes
  6. Days Like These
  7. Prain 4 a Miracle
  8. Am I In Love?
  9. Summer(Can't Last Too Long)
  10. Voice Of America

このアルバムを4枚目とするかは、決して完全なオリジナルアルバムとは言えない。 LPではA面(死語)は前3作からのベスト曲、B面は一応、新曲が並ぶ。 とは言え、その後、その3曲がライブのセットリストに組まれたことはたぶんほぼない(?)。 曲調もそれまでの派手な感じもなく、軽めの極めて普通(?)の曲が並んでいる。

「Then&Now」からのベスト・カット「Summer(Can't Last Too Long)」

ライヴ・アルバム「ライヴ・イン・モスクワ/Live In Moscow」

(1991)

Disc 1(CD)

  1. TIME AGAIN
  2. SOUL SURVIVOR
  3. DON'T CRY
  4. CUTTING IT FINE
  5. VIDEO KILLED THE RADIO STAR/MAJESTY(キーボードソロ)
  6. ONLY TIME WILL TELL
  7. ROCK AND ROLL DREAM
  8. RENDEZVOUS 6:02
  9. STARLESS
  10. BOOK OF SATURDAY
  11. THE SMILE HAS LEFT YOUR EYES (PARTI & II)

Disc 2(CD)

  1. DAYS LIKE THESE
  2. THE HEAT GOES ON (ドラムソロ)
  3. GO
  4. HEAT OF THE MOMENT
  5. OPEN YOUR EYES
  6. KARI-ANNE (STUDIO TRACK)

Disc 1(DVD)

  1. Only Time Will Tell
  2. Soul Survivor
  3. Baby Blue(ピアノソロ)
  4. Days Like These
  5. Rendezvous 6:02
  6. The Heat Goes On
  7. Book Of Saturday
  8. Praying 4 A Miracle
  9. Go
  10. The Smile Has Left Your Eyes
  11. Open Your Eyes
  12. Heat Of The Moment

Disc 2(CD)

  1. Only Time Will Tell
  2. Soul Survivor
  3. Baby Blue(ピアノソロ)
  4. Days Like These
  5. Rendezvous 6:02
  6. The Heat Goes On
  7. Book Of Saturday
  8. Praying 4 A Miracle
  9. Go
  10. The Smile Has Left Your Eyes
  11. Open Your Eyes
  12. Heat Of The Moment

その当時の初のライヴ・アルバムにして、ウェットンが去る直前の発売だったこのアルバム。 「ASTRA」のマンディー・メイヤーから、さらにパット・スロールをギタリストに迎えてのライヴ。 えんじぇる。的には実際には他のオリジナル・メンバーが参加していないボーナス・トラック「Kari-Anne」が目当てで買ったもの。 しかし、右の写真は2019年に「All Access All Areas」シリーズでの再発盤で、ボーナストラックは収録されていない。

「Live In Moscow」のボーナス・カット「Kari Anne」

もう一つのエイジア

わずか3枚のオリジナルアルバムを残し、ジョン・ウェットンがバンドを去る。 その後はジョン・ペインをボーカルにして、専らジェフリー・ダウンズのプロジェクトバンドとして、エイジアはそのプログレと普通(?)のロックとの境界線を歩んでいた。 ジョン・ウェットンのいないエイジアはやはり完全なエイジアではなかった。 (ANOTHER ARCADIA

公式ブートレグ集

基本的にブートレグって公式ではないものを言うのだろうけど、エイジアにはなぜか「公式」ブートレグが山ほどある。 それはジョン・ウェットンがいるいないに関わらず、数限りなく発売されていた。

エイジア脱退後のジョン・ウェットン

一体、何がどうなってウェットンがバンドを去る羽目になったのか、イチファンのえんじぇる。にはわからないが、 エイジアは「もう一つのエイジア」として存続していく。 そんな中、ウェットンはソロでの活動を余儀なくされていく。 あちらのバンドに参加したり、こちらのセッションに参加したり。 えんじぇる。としては「ウェットンのいないエイジア」にはあまり興味がもてなかった。 この間のウェットンの活動については、上記2作の本に詳しく書かれている。

ソロとしてキャリアを積んだジョン・ウェットン

もうほとんど廃盤になっているが、ソロ名義でアイテムを残している。

ウェットン・ソロでのえんじぇる。のベスト・カット「Battle Lines」

ウェットンが歌い上げる珠玉の名曲

ウェットンのドキュメンタリー

日本語字幕出ます

オリジナルメンバー再結集への布石

再結集への最終段階としてはウェットンとダウンズのユニット、アイコン/Iconがあげられると思う。 そのことにより、ファンにオリジナル・エイジア復活への期待を持たせた。 既に2枚目の「ルビコン/Rubicon」は完全に入手困難になっているが、アイコンは3枚のオリジナル・アルバム、2枚のライヴ・アルバムを作った。 ICON名義での1stは2005年、2ndが2006年、スタジオ・アコースティック・アルバムが2006年、ライブ・アルバムの1、2枚目が2006年、3rdがなんと2017年。

エイジア再始動後も平行活動していたアイコン/Icon

(2017)

Disc 1(CD)

  1. CountDown To Zero
  2. Go
  3. I've Come To Take You Home
  4. Twice the Man I Was
  5. Elstree
  6. Voice of America
  7. The Die Is Cast
  8. To Catch a Thief
  9. Starless

Disc 2(CD)

  1. Paradocs/Let Me Go
  2. Raven
  3. True Colours
  4. Heat of the Moment
  5. Rubicon
  6. Don't Go Out Tonight
  7. My Own Time
  8. Days Like These
  9. In the End
  10. Rock and Roll Dream

Disc 3(DVD)

  1. CountDown To Zero
  2. Go
  3. I've Come To Take You Home
  4. Elstree
  5. Voice of America
  6. The Die Is Cast
  7. To Catch a Thief
  8. Starless
  9. Paradocs/Let Me Go
  10. Raven
  11. True Colours
  12. Heat of the Moment
  13. Rubicon
  14. Days Like These
  15. In the End
  16. Rock and Roll Dream
Hugh McDowell Cello ex.ELO 公式サイト ※2018年死去
Anne-Marie Helder Vocal&Flute ex.Panic Room 公式サイト
Pete Riley Drums 公式サイト
Dave Kilminster Guitar&Chorus  公式サイト

エイジア再始動後も、ウェットンとダウンズにはアイコン/Iconとしてのやり残し感があったのだろうか。 確かにプログレ界隈はリユニオンが続いていたし、ハウにはYES、パーマーにはELPという明確な「還る場所」があった。 しかし、ウェットンとダウンズにはそれがなかったのかも知れない。 そこで旧友とセッションしたくなったのだろうか。 収録年月は2009年2月、場所は教会らしく、そのせいか、ウェットンが歌い上げる曲が多いセットリストになっている。 珍しく女性とのツインボーカル曲「To Catch a Thief」は讃美歌を思わせる曲で必聴モノ。

Iconでのえんじぇる。のベスト・カット「To Catch a Thief」

ベスト・アルバム「エイジア・ゴールド/ASIA GOLD」

(2005)

Disc 1

  1. Heat Of The Moment
  2. Only Time Will Tell
  3. Soul Survivor
  4. One Step Closer
  5. Time Again
  6. Wildest Dreams
  7. Without You
  8. Cutting It Fine
  9. Here Comes The Feeling
  10. Ride Easy(アルバム未収録)
  11. Don't Cry
  12. The Smile Has Left Your Eyes
  13. Never In A Million Years
  14. My Own Time(I'll Do What I Want)
  15. The Heat Goes On
  16. Eye To Eye
  17. The Last To Know
  18. True Colors

Disc 2

  1. Midnight Sun
  2. Open Your Eyes
  3. Day Light(アルバム未収録)
  4. Lyin' To Yourself(アルバム未収録)
  5. Go
  6. Voice Of America
  7. Hard On Me
  8. Wishing
  9. Rock and Roll Dream
  10. CountDown To Zero
  11. Too Late
  12. Suspicion
  13. After The War
  14. Am I In Love?
  15. Summer(Can't Last Too Long)
  16. Prain 4 a Miracle
  17. Days Like These

ほぼ「過去のアーティストのベスト盤シリーズ」の「GOLD」。 ああ、エイジアも過去なんだなと思ったものだ。 とは言え、たった3作のアルバムしかなかった「ウェットンの」エイジアは、そのアルバム3枚分の オリジナル曲を時系列に沿って、それにアルバム未収録曲を加えて、このアルバムに収録させることができた。 なので、オリジナル・エイジアを全く知らない人はこのベストアルバムを聴くことで、充分エイジアを知ることができると思われる。 ただ、発売はジョン・ペインズ・エイジアの実質的に最後のアルバム「サイレント・ネイション/Silent Nation」(2004年発売)より後なので、 ジョン・ペインズ・エイジアは完全に無視された形になっている。

「ASIA GOLD」にも未収録のエイジア名義の曲「Gypsy Soul」(1987)

シルヴェスタ・スタローン主演の映画「オーバー・ザ・トップ/Over The Top」サントラにエイジア名義で収録されているが、実際にはジョン・ウェットンのソロらしい。

ライヴ・アルバム「ファンタジア/FANTASIA Live In Tokyo」

(2007)

Disc 1

  1. Time Again
  2. Wildest Dreams
  3. One Step Closer
  4. Roundabout
  5. Without You
  6. Cutting It Fine
  7. Intersection Blues(Howe's solo)
  8. Fanfare For The Common Man
  9. The Smile Has Left Your Eyes

Disc 2

  1. Don't Cry
  2. The Court Of The Crimson King
  3. Here Comes The Feeling
  4. Video Killed The Radio Star
  5. The Heat Goes On~(in.cPalmer's solo)
  6. Only Time Will Tell
  7. Soul Survivor
  8. Ride Easy
  9. Heat Of The Moment
  1. Time Again
  2. Wildest Dreams
  3. One Step Closer
  4. Roundabout
  5. Without You
  6. Cutting It Fine
  7. Intersection Blues(Howe's solo)
  8. Fanfare For The Common Man
  9. The Smile Has Left Your Eyes
  10. Don't Cry
  11. In The Court Of The Crimson King
  12. Here Comes The Feeling
  13. Video Killed The Radio Star
  14. The Heat Goes On~(in.cPalmer's solo)
  15. Only Time Will Tell
  16. Soul Survivor
  17. Ride Easy
  18. Heat Of The Moment
  19. Interviews with Asia(ボーナス)

「詠時感/エイジア」の発売からおよそ25年、ついにウェットン、ダウンズ、ハウ、パーマーのオリジナルラインアップでのエイジアが再始動した。 その再結成後、初のアイテムは東京でのライヴ・アルバムだった。タイトルは「ファンタジア/Fantasia」。 その名の通り、彼らは長い時を超えて、ファンの元にお祭りに帰って来てくれた。 タイトルの「A」で始まり、「A」で終わる伝統を破ったものの、「FANTASIA」の中に「ASIA」の綴りがある。 それは単純に嬉しかった。 しかし、正直、えんじぇる。は彼らが若い時の情熱を持っているとはあまり思えなかった。 当然、その演奏には期待をしなかった。 所詮、リユニオン(同窓会)のノリを感じるのが怖かったのだ。 だが、えんじぇる。はエイジアは「今」を感じるのではなく、いつも「次」を感じさせてくれるバンドだと思っていた。 とりあえず、復活した。さあ、どんどん「次(のアルバム)」を下さいと願ったものだ。

「FANTASIA Live In Tokyo」からのベスト・カット

5th アルバム「フェニックス/PHOENIX」

(2008)

  1. Never Again
  2. Nothing's Forever
  3. Heroine
  4. Sleeping Giant/No Way Back/Reprise
  5. Alibis
  6. I Will Remember You
  7. Shadows Of A Doubt
  8. Parallel Worlds/Vortex/Deya
  9. Wish I'd Known All Along
  10. Orchard Of Mines
  11. Over And Over
  12. An Extraordinary Life
  13. I Will Remember You(Acoustic Remix)

さあ、お祭りは終り、「次」のアルバムだ。 オリジナル・メンバーでのエイジアの底力を聴こうじゃないか。 ところが、ラインナップを見ると、あれ?、ウェットン・ダウンズコンビの作った曲じゃないものもある? いや、ちょっとそれは予想外で寂しいような。まあ、一曲くらいなら良いか。 なんて、確かに一曲目はエイジアだ、間違いない。 しかし、通して聴いてみると、、、うん?ううん?なんかどんどん薄まっていくエイジア感。 いや、逆にどんどん濃ゆくなっていく王道のプログレ感かも知れない。 仕方ない、この「次」を待とう。そう思った出来だった。 ただ、プログレ云々をのけて、「An Extraordinary Life」はウェットンの人生観が詰まってる気がしたものだ。

「PHOENIX」からのベスト・カット「Never Again」

ライヴ・アルバム「スピリット・オブ・ザ・ナイト/SPIRIT OF THE NIGHT」

(2010)

  1. Only Time Will Tell
  2. Time Again
  3. An Extraordinary Life
  4. My Own Time
  5. Open Your Eyes
  6. Fanfare For The Common Man
  7. Here Comes The Feeling
  8. Never Again
  9. The Heat Goes On
  10. Soul Survivor
  11. Don't Cry
  12. Heat Of The Moment
  13. Starless(ボーナストラック)
  1. Only Time Will Tell
  2. Time Again
  3. An Extraordinary Life
  4. My Own Time
  5. Open Your Eyes
  6. Here Comes The Feeling
  7. Never Again
  8. The Heat Goes On
  9. Soul Survivor
  10. Don't Cry
  11. Heat Of The Moment
  12. In The Court Of The Crimzon King(ボーナストラック)

正式タイトルは「The Phoenix Tour Live In Cambridge 2009」ということなので、 前アルバム「Phoenix」をひっさげて回ったツアーだということです。 とは言え、そのアルバムから選曲されたのは「An Extraordinary Life」、「Never Again」の2曲だけ。 え?と思ったけど、やはりほとんど最初期のエイジア3作からの選曲です。では、新鮮味がないわけで、 やはり同窓会ノリ?と不安になったものだ。ただ、やはり「An Extraordinary Life」は名曲なのには間違いない。

2010年頃のライブ・カット「An Extraordinary Life」

「Spilit Of The Night」からのライヴ・カットは見つからず

6th アルバム「オメガ/OMEGA」

(2010)

  1. Fingar On The Trigger
  2. Through My Veins
  3. Holy War
  4. Ever Yours
  5. Listen,Chidren
  6. End Of The World
  7. Light The Way
  8. I'm Still The Same
  9. There Was A Time
  10. Drop A Stone(ボーナストラック)
  11. I Believe
  12. Don't Wanna Lose You Now

2年ぶりのオリジナル・アルバムは、真っ新な気持ちで聴こうと思った。 なぜなら、ラインナップがほぼ全てがウェットン・ダウンズの作だ。 やはりエイジアのソングライテイングはこの二人にかかっていると言っても過言ではない。 しかし、気になったのはこのアルバム・タイトル「OMEGA」。それはアルファから始まるギリシャ文字の最後。 そう、もう「次」は永遠に無くなってしまったのだと当時は思ってしまった。 #1は確かウェットンのソロ時代の曲だった気がする。 #3、#6は「ASTRA」辺りを思い出すエイジアらしい曲、#4はまるで讃美歌のように歌いあげる。 #5は長めのイントロから「ALPHA」くらいにポップに走り出す曲。 #7、#8、#10はウェットンのソロ時代を思わせる曲かな? #9はなんかギター一本のアコースティックで聞きたくなる。 #11は明るめの「Then & Now」のB面を思わせる曲。 〆の#12はハウのギターが鳴きまくり、ウェットンが歌い上げる。

「OMEGA」からのベスト・カット「Listen, Children」

メロディアスでまさにエイジアらしい曲。

ライヴ・アルバム「レゾナンス/RESONANCE」

(2011)

Disc 1

  1. I Believe
  2. Only Time Will Tell
  3. Holy War
  4. Never Again
  5. Through My Veins
  6. Don't Cry
  7. All's A Chord(Steve Howeソロ)
  8. The Valley Of Rocks(Steve Howeソロ)
  9. The Smile Has Left Your Eyes
  10. Open Your Eyes

Disc 2

  1. Fingar On The Trigger
  2. Time Again
  3. An Extraordinary Life
  4. End Of The World
  5. The Heat Goes On~(inc.ドラムソロ)
  6. Soul Survivor
  7. Heat Of The Moment
  8. Go
  9. Wildest Dreams(ボーナストラック)

Disc 1(CD)

  1. I Believe
  2. Only Time Will Tell
  3. Holy War
  4. Never Again
  5. Through My Veins
  6. Don't Cry
  7. All's A Chord(Steve Howeソロ)
  8. The Valley Of Rocks(Steve Howeソロ)
  9. The Smile Has Left Your Eyes
  10. Open Your Eyes

Disc 2(CD)

  1. Fingar On The Trigger
  2. Time Again
  3. An Extraordinary Life
  4. End Of The World
  5. The Heat Goes On~(inc.ドラムソロ)
  6. Soul Survivor
  7. Heat Of The Moment
  8. Go
  9. Wildest Dreams(ボーナストラック)

Disc 3(DVD)

  1. I Believe
  2. Only Time Will Tell
  3. Holy War
  4. Never Again
  5. Through My Veins
  6. Don't Cry
  7. All's A Chord(Steve How's Solo)
  8. The Valley Of Rocks(Steve How's Solo)
  9. The Smile Has Left Your Eyes
  10. Open Your Eyes
  11. Fingar On The Trigger
  12. Time Again
  13. An Extraordinary Life
  14. End Of The World
  15. The Heat Goes On~(inc.ドラムソロ)
  16. Soul Survivor
  17. Go
  18. Heat Of The Moment

今回のライヴ・アルバムも正式タイトルは「The Omega Tour 2010」とはいうものの、 セットリストを見れば「OMEGA」から選曲されたのは3曲のみ。前々作「PHOENIX」から2曲。 タイトルを考えると、やはり新曲がプッシュされるべきではないかと、少し残念な気がした。 ただ、ウェットンのボーカルの「GO」でハウが弾いているのは、もしかしてレアなのかも知れない。 にしても、やはりハウはもはや「ギターの仙人」と言う風貌に驚く。 メンバーも歳相応な風貌だ。時間の切なさを感じる。 ウェットンがもし最初の4作以降もバンドにいられたら、と切なくなるものだ。 その点ではそう、「ASIA」の看板を守ってくれたジョン・ペインに感謝しなければいけないのかも知れない。 さて、「オメガ」の「次」はどうなるものかと思案した。

「REZONANCE」からのライブ・カット「Only Time Will Tell」

ライヴ・アルバム「ハイ・ボルテージ/HIGH VOLTAGE 2010」

(2014)

  1. Only Time Will Tell
  2. Wildest Dreams
  3. One Step Closer
  4. An Extraordinary Life
  5. Time Again
  6. Cutting It Fine
  7. Without You
  8. I believe
  9. Here Comes The Feeling
  10. Soul Survivor
  11. Heat Of The Moment
  12. Holy War(ボーナス・トラック)

Disc 1(CD)

  1. Only Time Will Tell
  2. Wildest Dreams
  3. One Step Closer
  4. An Extraordinary Life
  5. Time Again
  6. Cutting It Fine
  7. Without You
  8. I believe
  9. Here Comes The Feeling
  10. Soul Survivor
  11. Heat Of The Moment
  12. Holy War(ボーナス・トラック)

Disc 2(DVD)

  1. Only Time Will Tell
  2. Wildest Dreams
  3. One Step Closer
  4. An Extraordinary Life
  5. Time Again
  6. Cutting It Fine
  7. Without You
  8. I believe
  9. Here Comes The Feeling
  10. Soul Survivor
  11. Heat Of The Moment

正式名称は「ハイ・ヴォルテージ・ライヴ 2010」で、2010年イギリスでの「ハイ・ボルテージ・フェスティヴァル 2010」での演奏を収録したもの。 なので、セットリストは初期3作から多くが選曲されている。どうやら「An Extraordinary Life」はライヴの定番になっているようだ。

「HIGH VOLTAGE」からのライブ・カット「Time Again」

7th アルバム「XXX/xxx~ロマンへの回帰」

(2012)

Disc 1(CD)

  1. Tomorrow The World
  2. Bury Me In Willow
  3. No Religion
  4. Faithful
  5. I Know How You Feel
  6. Face On The Bridge
  7. Al Gatto Nero
  8. Judas
  9. Reno(Silver and Gold)(ボーナストラック)
  10. Ghost Of A Chance(ボーナストラック)
  11. I Know How You Feel(Midnight Mix)(ボーナストラック)
  12. Faithful(Orchestral Version)(ボーナストラック)

Disc 2(DVD)

  1. The Making of XXX(メイキング映像)
  2. Face On The Bridge(PV)
  3. Faithful(PV)

邦題とは言え、「回帰」だの終りを匂わせる言葉のチョイスはどうなんだろう。新曲は実質10曲。 まだオリジナル・メンバーのままだ、大丈夫(何が?)。「詠時感」発売からちょうど30年、円熟味を増した曲が並ぶ。 ジャケットにも再びアジア風のドラゴンが躍っている。「回帰」とは30年前のエイジアへの想いかも知れない。 #1、#2、#7、#8は静かなイントロから盛り上げるエイジア感満載で、納得。#3は疾走感。 #10はハウのギターが鳴きまくる。全般的に良くまとめられたアルバムだ。 えんじぇる。の「次を求める」感覚はこのアルバムで「追いついた」気がする。

「XXX」からのベスト・カット「Face On The Bridge」

バラードだけどきちんとプログレ風味。

「XXX」からのえんじぇる。のベスト・カット「Judas」

思わず、一緒に口ずさみたくなる良曲。

ライヴ・アルバム「XXX ライヴ・イン・サンフランシスコ 2012」

(2015)

Disc 1(CD)

  1. Introduction
  2. Only Time Will Tell
  3. Wildest Dreams
  4. Face On The Bridge
  5. Time Again
  6. Tomorrow The World
  7. Ride Easy
  8. Pyramidology(Steve Howeソロ)
  9. The Golden Mean(Steve Howeソロ)
  10. I Know How You Feel
  11. Don't Cry
  12. The Smile Has Left Your Eyes

Disc 2(CD)

  1. Cutting It Fine
  2. Holy War(inc.ドラムソロ)
  3. An Extraordinay Life
  4. Here Comes The Feeling
  5. Open Your Eyes
  6. Soul Survivor
  7. Heat Of The Moment

Disc 3(CD)

  1. Only Time Will Tell
  2. Soul Survivor
  3. Heat Of The Moment
  1. Introduction
  2. Only Time Will Tell
  3. Wildest Dreams
  4. Face On The Bridge
  5. Time Again
  6. Tomorrow The World
  7. Ride Easy
  8. Pyramidology(Steve Howeソロ)
  9. The Golden Mean(Steve Howeソロ)
  10. I Know How You Feel
  11. Don't Cry
  12. The Smile Has Left Your Eyes
  13. Cutting It Fine
  14. Holy War(inc.Carl Palmerドラムソロ)
  15. An Extraordinay Life
  16. Here Comes The Feeling
  17. Open Your Eyes
  18. Soul Survivor
  19. Heat Of The Moment
日本盤ボーナス映像 2012年9月25日 東京公演/渋谷公会堂収録
  1. Only Time Will Tell
  2. Soul Survivor
  3. Heat Of The Moment

正式なDVDの方の商品名は「エイジア・ライヴ・イン・サンフランシスコ 2012 - オリジナル・エイジア30周年&最後のツアー+2012年日本公演3曲追加収録【初回生産限定盤DVD/2CD+1CD(ボーナスディスク)】」なので、 結果的にスティーヴ・ハウが参加した最後のツアーとなった。ハウのソロ2曲と各曲のソロ部分の長さはエイジアとの惜別のメロディだったのかも知れない。 これまた「XXX」アルバムからは2曲のみの演奏だった。 ウェットン&ダウンズのみ演奏での#11、#12(PartⅠ)が切ない。 ピックを指に張り付けている様子で演奏するウェットンが痛々しい。

「XXX ライヴ」からのレア・カット「Ride Easy」

珍しい選曲だった。

ラスト・アルバム「グラヴィタス~荘厳なる刻/GRAVITAS」

(2014)

Disc 1(CD)

  1. Valkyrie
  2. Gravitas (i)Lento (ii)Gravitas
  3. The Closer I Get Tto You
  4. Nyctophobia
  5. Russian Dolls
  6. Heaven Help Me Now(i)Wings Of Angels (ii)Prelude (iii)Heaven Help Me Now
  7. I would Die For You
  8. Joe DiMaggio's Glove
  9. Till We Meet Again
  10. ボーナストラック

  11. The Closer I Get Tto You(アコースティック)
  12. Joe DiMaggio's Glove(アコースティック)
  13. Russian Dolls(アコースティック)

Disc 2(DVD)

  1. Valkyrie(PV)
  2. The Making Of Gravitas
  3. An Extraordinay Life(ライヴ)
  4. Only Time Will Tell(ライヴ)
  5. Heat Of The Moment(ライヴ)

またもやスティーヴ・ハウが脱退し、代わりに若者サム・コールソンを迎えて作成された結果的にラスト・アルバム。 伝統のエイジアらしい推しの#1、プログレらしい組曲形式の#2、#6、あんまり変哲のない曲#3、#4、ウェットンらしい抒情的な#5、Icon時代思わせるアップテンポの#7(1986年作曲)、 「ASTRA」辺りを思い出させる#8、なんだかYESの曲にありそうな#9。 DVDの後ろ3曲は、後の2017年に発売のライブ「Symfonia」(2013)に収録されるブルガリアのPlodiv Opera Orchestraとのコラボの様子だ。 全体的に70年代のプログレへの回帰、と言った感じのアルバム。エイジアファンとしては「エイジアらしさ」が物足りないかも知れない。

「GRAVITAS」からの推しカット「Valkyrie」

1.5倍の速さで聴くと良い感じだった。

「GRAVITAS」からのえんじぇる。のベスト・カット「I Would Die For You」

たぶんIconのアルバムに収録されてるんじゃなかったかなあ?